ポケモンと歩む人生

ポケモンと24時間戯れたいトレーナーの日記

【ポッ拳DX 大会に参加して】

   しーくです

 

最初に書いておきますが、自分がどういう状況だったのかであったり、試合の内容を延々と綴っている内容となっています

 

 

 

 

 

 

 

8日



この日は大会に備えてフレマをしていました。夜には予選の内容や組み合わせ表も公開

どうやら1グループ8人で行うリーグ戦形式で各グループ上位2名が予選を通過できるらしく、「今回は新規や復帰勢もいるはずだからどうなるんだろう?」と思いつつ確認。大半のグループに「聞いたことのある強者」がいるので「あれ? これはもう最初から無理なパターンか?」と感じていました。そして自分のいるグループを見つけると

 

「見たことない名前ばかりだ。…いや油断するな、家庭版やアケで訓練している強者達に違いない」

 

超がつくほど警戒していましたし、同時に緊張もしていました
遅刻しないよう早めに就寝したにも関わらず、未明に目が覚めてしまい眠れなくなっていました。身体もガチガチしてマズイ状態になっていたようです

 

ポケモンセンターの体験会からずっとジュナイパーの練習をして、DXが発売されてからもずっと練習して……その積み重ねてきた成果をこの大会で出す!という部分までは良かったのですが、「1度も自分の力で、しかも正式なルールで勝利したことがない」ので楽しみな反面、不安でもありました。特にDX発売前に参加した大会では心が折れかけましたからね パーフェクト負けして悔しかった

 

 

 

 

 

 

当日

 

緊張は抜けず、ドキドキしながら向かっていると

 

「大会ファイトです! しーくさん、予選通過してもらわないと困りますよ?」

というメッセージが飛んできました

 

「やめるんだ! この状況でプレッシャーをかけるなぁぁ!!」

画面の向こうで悲鳴をあげながら、文章のやりとりをしていました 余計緊張したぞ、どうしてくれるんだ

 

 

 

 

 

さらに初めての土地で少し迷いましたが無事に会場へ到着

 

受付が始まる前から既にポッ拳DXを起動して軽くならしている人もいました。自分は全く落ち着かずにガチガチしていました


受付を済ませて参加費を払い、準備していよいよ開幕!!
素敵なイラストが描かれた名札に名前を書いて、名札ケースを首にかけて同じグループの人達と合流

(名札については描いた方のHNが入っているので載せません)

 

なんと私のグループは半分以上がスマブラ勢でした。そういえば「シーク」ってキャラがいましたね……。「スマブラをやっていそうなイメージ」を持たれていました

 

当然、グループの皆さんとは初対面でしたが軽く自己紹介と挨拶をした後は、大会の意気込みや不安を言い合いながら予選開始までワイワイしていました。超平和ですね

 

しかし、予選が開始されて席に座ると空気は一変。顔が一瞬で変わって、本気で勝ちにくる人達同士の戦いが始まります。自分もその1人です
今までは「楽しく好きなようにプレイしていればいいや」という考えが強かったですが、この時は全く違いました

 

「勝つ。予選を突破する。その為にジュナイパーを練習してきたんだ」

 

キャラはジュナイパー、サポートはジラーチ
自分の実力がどこまで通用するか、苦手なバトルポケモンが出てきてもどう対処すればいいか、持てる力を全て出し切って悔いのない試合をする

 

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予選

 

 

1回戦 vsルカリオ

 

「いきなりヤバイ。どうしよう」

ちょっとミスると大ダメージを与えられて、逆転される事もあるポケモン

遠距離も近距離もこなせる。しっかりガードしていかないと発生の早い技を防げず、切り返しの技も強力。無理せず

ポケモンの性能より相手の動きをよく見てしっかり合わせていき、被弾すると思ったらガード。とにかく慎重に攻めていき…無事に1勝
私が掴みをしない事を早々に見抜いていたみたいで、それを踏まえた戦いを仕掛けてきたので怖かったですね。相手の行動を見て動きを変えれるのが自分にはできないのですごかったです

 

 

 

 

2回戦 vsカイリキー

 

「不利対面だぞ、チキン戦法も視野に入れなきゃ」

まず火力が圧倒的で、近距離戦でジュナイパーが勝つのは至難

 

遠距離技が使えるフィールドでどれだけ削れるか、そしてデュエルフェイズに入った場合にどれだけ早くフェイズを変えられるか。被弾したら一気に持っていかれるものの隙はあるので逃さず攻撃を入れていく
壁際でハメらしき戦法を使われたり、空中で投げられたり非常に辛かったが、遠距離でしっかり削って無事に勝利

相手の追い詰め方がうまくて、気がつけば壁際だった事が多々ありました。油断しなくても一気に体力を減らしてくるカイリキーは本当に強かったです。加えてリスクを恐れない戦い方をする対戦相手でしたのでヒヤヒヤしていました

 

 

 

 

3回戦 vsピカチュウ

 

「有利も不利もない。実力が試される」 

しっかり動きを見て、反撃を逃さない

 

そこそこ素早い上に技の使い勝手も悪くなく、バランスが良いポケモン。強力な技には隙があるので見逃さないように動く

むやみに攻撃したり飛んだりするとボルテッカーで反撃され、ポケモン技をキャンセルして惑わせてきたりと苦戦。最後は相手が先に攻撃を見せてくれたので、しっかり反撃を入れて勝利
共鳴から一気に攻めるスタイルだったので、共鳴されたらとにかく距離を取っていました。攻撃かブロックか掴みか、きちんと判断しなかったら負けていた試合でした

 

 

 

 

4回戦 vsマニューラ

 

「素早くても慌てなければ……」

普段の火力はそこそこでも、溜め攻撃はブロック貫通でそこからのダメージはかなり大きい

 

素早い、攻撃速度も速い、サイドシュートで足止めしてきたり、慣れないと圧倒されてしまう。焦らずガードしながら隙を突いていきたい

どう見ても家庭勢です、本当にry   …あの腕に付けている色はだぞ!?(説明が長くなるので省略)
さすがの強さ……最後まで追い詰めましたが、あと一歩及ばず敗北。ガードして待てなかった自分の甘さが出ていました。ガマンは大事ですね

 

 

 

 

5回戦 vsハッサム

 

ハッサムはフレマで慣れているから大丈夫!  きっと!」

このポケモン、「つるぎのまい」をした状態からの攻撃が非常に強力で、ブロック攻撃もリーチが長かったりと油断できない

 

この試合に関しては私がフレマで慣れていた事もあり、あっという間に終わってしまいました。しかしハッサムも使用プレイヤーも弱くありません、単純に「慣れていたから勝てた」だけです。ホバーダッシュからジャンケンしてきましたし、空中にいたらポケモン技で落とされたので、性能を理解して扱いこなしていたら勝負は分からなかったと思います

 

 

 

 

6回戦 vsエンペルト

 

「得意の空中戦を潰してくる苦手なタイプだ……!」

動きは遅く、ステップもそこまで使いやすいわけではない。しかしポケモン技「アクアジェット」からの派生、一部の攻撃で発生した氷の上を滑走して追撃するなど距離を一気に詰める手段がある為、ガードを緩めた時に被弾して大ダメージを受ける場合がある

 

エンペルトは水玉みたいな弾を空中で使えるのだがジュナイパー側すればかなり厄介。飛びながら接近しにくくなる為、歩いて近づかなければならない。しかしそうすればエンペルトに「冷凍ビーム」を撃たれたりするので動きづらくなりがち。逆に「アクアジェット」は外せば派生せず、隙だらけになるので攻撃チャンス

 

これまで以上に慎重な動きが求められました。飛ぼうとすれば確実に弾で迎撃されてしまうので、ガードとステップでしっかり近づいて隙を見せるまで待つ事を意識していました。とはいえ、「アクジェしてくれ!」と祈っていた場面もあったので相手の動きに助けられた部分は多かったです。アクジェの隙を逃さず勝利

 

 

 

この時、5勝1敗だったのですが、全勝が1人・5勝2敗が1人という状況でした。最後の試合が全勝している方との対戦で、ここで勝てば本選、負けたら本選に出れるか怪しくなる大事な1戦!

 

 

 

7回戦 vsエンペルト

 

「またかぁぁぁ!!!」

使う人が違えば動きも変わり、同じ対策が通じるとは限らない。焦らず慎重に動いていれば思わぬ被弾もしなくて済むはず…!
しかし相手が遠くにいると近づかなければならず、空中から距離を詰めようとすれば弾が、地上からは冷凍ビーム

 

「警戒すべき技に引っかかっている」

 

ブロック貫通技が通り、このままでは負けると判断して共鳴。相手が共鳴できないうちに勝負を決めたい……しかし火力があと一歩及ばず、仕留められなかった上に共鳴されてしまった。こうなると技に引っかからないようにガードしなければならず、でも攻めないと時間もない

「弾を飛ばされてジャンプをためらったらアクアジェットで厳しい読み合いを強いられる。飛ぶ!  飛んでアクアジェットをかわして攻撃する!  被弾する事を恐れずに空中から攻めればいい!」

 

 

最後はアクアジェットをかわして反撃、勝利

 

 

 

これでグループ予選は終了、1位2位を決める勝負も終えて予選突破を決めました。戦績は6勝1敗

 

 

ジュナイパージラーチにハイタッチしたいぐらい嬉しかったですね。グループ内の方々から「頑張ってください」と応援を受け、いざ本選

 

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本選

 

各グループから2名、合計16名のトーナメント。負けても敗者側トーナメントがあり、そこから決勝へ出れる可能性がある。さらに2本先取となっていて、1回負けても逆転する事が可能だ

 

席に着いて最初の1回戦に臨む。自分が出せる実力をぶつけてどこまで戦えるか…
周りに人はいても、この空間にいるのは自分と相手だけのような感覚がありました。それだけ集中していたという事だと思います

相手の動きを見てどの技を振ればいいのかを一瞬一瞬で考えなければならず、その一瞬を読むか読まれるかで状況が変わっていく試合が多かったです
試合内容も文章では説明できないです。一瞬の積み重ねなので、ひたすら相手の技に引っかからないようにする事だけを意識して戦っていました

 

 

 

 

 

結果は2回戦敗退、敗者トーナメントも負けて私の大会は終了。大会のシステム上、明確な順位がなくともベスト9タイの中に入れました

 

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最後に

 

この大会に参加して本当に良かったです。「正式なルールで1勝できた」、「真剣勝負の空気を味わえた」だけでなく、「おめでとう」と言われた事、自分の試合を見ていた人がいた事、そして参加したポッ拳勢の方々と話せたり、レベルの高い試合を生で観れたり、書き出したらキリがないぐらい楽しくて嬉しかったです!

 

心の底から「ポッ拳楽しい!!」・「もっと強くなっていろんな人と戦えるようになりたい!!」と思えた1日でした

 

主催してくださった方、運営スタッフの皆様、対戦した皆様、本当にありがとうございました。また大会があればぜひ参加させていただきたいです!

さらに経験を積んでジュナイパージラーチと上を目指します

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